ちーちゃんのブログ。

ポンコツ系エニートが言葉を綴る何でも日記。

溢れたものしか与えられないよ、ね。

こんにちは。

今日はみんな自分を大切にしてねって話。かくいう私も大切にしなきゃ〜って思いながら、できてるか微妙なんだけども。

 

 

私の周りには、素晴らしいことに誰かのためになりたい、自分ができることで誰かの力になりたいって思う人が多いんです。

 

でも最近、そういった人たちが苦しい思いをしている姿に心苦しくなってます。

 

そもそも、新型コロナウイルスの影響で、外出ができなかったり、仕事にいけなかったり、社会全体がイライラピリピリしていたりと、

 

自分のことだけで精一杯になってしまっているから、仕方ないことなんですけどね。

 

だから、申し訳なる必要もなくって、むしろ心配〜って思ってしまう最近です。

 

こんなことが起こってる今だからこそ、他人を思いやる気持ちに大切にしようという人たちが大勢います。

 

正直、こんなことが起こってる今だからでなくても大切なことです。本当に。

 

でもね、それは自分をすり減らしてまでやることではないって思うんです。

 

 

例えば、バケツの中に1日を生き延びるための水を貯めるとして、全部貯まらなければ充分に水分が得られないとします。

 

自分のバケツの中には半分の水、周りの人のバケツには少量の水。

 

「申し訳ないけど、水を分けてくれませんか?」と言った人にお水を分け与え続ければ、自分のバケツには水は残りません。そうすると、生きていけないですよね。

 

それは美談として、周りの人からは感謝されるかもしれないけど、自分は死んでしまうかもしれない。

 

 

そこまでして、周りの人のためになろうとするのは危険だと思いませんか?

 

 

バケツの水をメンタルにしても同じことが言えると思います。

 

私の周りには、どれだけ辛くてもしんどくても優しさを分け与えられる人もいますが、大変な負荷がかかっているはずです。

 

自分自身が満たされている時はすんなりと優しさを分け与えることはできるのですが、

 

自分自身が苦しい状況下にいる時、優しさで満たされていない時は、優しさを分け与えることはできても、自分自身を削って分け与えているのです。

 

そんなことしていたら、自分自身を傷つけて、立ち直れなくなってしまいます…。

 

 

「いやいや、苦しい時こそでしょ。笑」

 

なんて思う方もいると思いますが、苦しい時でもたくさんの優しさを振りまける人なんて、そうそう出来ませんよ。笑

 

自分自身をすり減らしてまで、優しさを振りまくことが、美しいという人もいるかと思いますが、

 

あまりにも酷いと思います。

 

すり減らした自分自身は治ることも戻ることもないのに。

 

 

自分自身をすり減らしてでも優しさを分け与えることは出来るかもしれませんが、

 

基本的に自分のバケツから溢れたものしか与えられないと思っています。

まずは自分が満たされていなければ、簡単に分け与えられないのです。

 

 

だからどうか他人のためになりたいと思っている方は、

申し訳ないだなんて思わないでほしい。謝らないでほしい。自分を責めないであげてほしい。

 

 

そして、こんな時だから他人を思いやる気持ちを大切にしようという気持ちを押し付けないであげてほしい。

 

めっちゃ語弊が生まれると思うのですが、必要最低限のモラルや思いやりだけ持っていればいいと思うんです。

 

・マスクや生活必需品、食料は買い占めない。

・健康に気をつけて生活する。

・コロナに感染しないように予防をしっかりおこなう。

 

いき過ぎた押しつけは、多くの人を傷つけるし、誰も幸せになんかしません。

 

「高齢者の方が感染してしまうでしょ!」

「軽はずみな行動で誰かに感染させてしまったらどうするんだ!?」

「今みんな大変なんだから!」

 

言いたい気持ちもわかります。

でも、ただでさえ世界中が不安や恐怖でいっぱいの中、また恐怖を植え付けてどうするんですか?

 

本当に自分自身を大切にしてあげてください。

自分自身を幸せで満たしてあげてください。。。

 

そして満たされ溢れた時には、周りの誰かへ優しさを分け与えてあげてください。

 

こんな時だからこそ、押し付けられた優しさや思いやりよりも、

 

自分の中から溢れ出した優しさや思いやりで溢れる社会になればいいなと思ってます。

 

私もそういう人間になりたい。

 

 

それでは、おやすみなさい。!