ちーちゃんのブログ。

ポンコツ系エニートが言葉を綴る何でも日記。

書きたくなった雨の話

唐突ですが、雨に濡れて帰りたいと思う日はありませんか?

 

私は傘を壊したくないのでしょっちゅう傘をささず、濡れて帰ることがほとんどなのですが、

意図的に濡れて帰りたいと思う日が沢山あります。

 

別に病んでるとかメンがヘラってるわけではないんですけど、

きっと単に雨が好きなだけなんだなと思います。

 

正直言っちゃえば、雨に濡れると、湿気で髪の毛が広がるどころか巻いた髪の毛もストンと落ちるし、肌もごわつくし、メイクもドロドロし始めるし、最悪なんですが。

 

そんなこと自体どうでもよくなりたい。が本音ですかね。

 

雨の匂いとか、頭とか腕に雨粒が落ちる感覚や音を感じていると、何もかもどうでも良くなるっていうか、ふわふわと自分から抜け出して無になれる気がするんですよね。

 

こんなことを書いてると、小学生の頃に賞を取ってしまった雨の詩のことを思い出します。

 

「雨の日大好き」

何を思ってそんなこと思って書いたんだろう。

学校の先生や両親によく思われることに必死だった頃の私らしい優等生チックな詩で胸が痛いです。

 

もう何を書いたのかはよく分からないけど、ただよく簡単に思ってないことを書けるなって思ってます。

 

割と私と関わってくれる人の多くは、私のことを「素直」や「正直」だと言ってくれるけど、ぶっちゃけ嘘吐き人間は抜けてないと思ってます。

 

人に嫌われたくないが故に出る嘘吐き、自分の立ち位置を守りたいが為の嘘吐き。昔の私はいとも簡単に嘘ばかりついて生きてたなぁ。

 

たった数年しか生きてない幼い頭の中で、組み立てた生きていくために必要な私のお面。私のお面を被るために嘘をつくのに必死でした。本来の自分は意地でも見せなくなかったんです。

 

あと、めちゃくちゃ斜に構えた可愛げの全くない子どもでした。中学1年の頃、副担任の先生から言われた一言が割とグッサリ刺さってます。

 

「あなたは考え方が大人だから、周りの子に合わせてたら疲れてしまうかもね。」

 

これを言われたのも、体育館の掃除の日、雨の日でした。

 

今日、高校の友達に

「高校の時よりテンション落ち着いたよね」

って言われて思い出しました。

 

私の素性って多分スレてる方が正解なんだろうなって。

 

 

話が脱線しましたが、

雨に濡れて帰ると、雨によって感じられる五感が、物思いに耽るのにちょうど良いんですよね。

 

上で書いた話は今日の帰り道で考えてたことのほんのちょっとです。

 

正直他にも、無個性コンプレックスの話や、私の生きづらさとか、歪んだ性格の話とか色々考えてたんですけどね。

 

最寄り駅から家まで徒歩20分ほどあるのですが、とても良い物思いの時間が過ごせたなぁと思います。

 

あーそうそう、雨に濡れて帰るのが好きな理由として、絶対に1人だからっていうのもありますね。

 

誰かと一緒にいると、心配して傘の中に入れさせてもらえちゃいますからね。

 

1人は孤独だと怯えてた時期を過ごしてきましたが、今は1人の時間も大好きです。

 

1人の時間が大好きになると、誰彼構わず人に好かれない方がいいって思えるし、自分の尺度で自分が好きな人間だけでいいし、自分自身で居られてほっとします。自分の心が収まってくような安心した気分になります。

 

 

本当は裸足で水溜まりの上を歩きたいんですが、さすがに出来ないので、雨に濡れて帰るだけにします。

 

正直、めっちゃ良いです。(昨今のコロナがうるさい時期なので、おすすめはしませんが。)

 

明日も雨なら、傘をしまって帰ろう。そうしよう。

 

それでは、おやすみなさい。